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2014年12月25日(木)

「ブラック」労働解決を

京都 民青が働く権利知る集会

倉林議員が報告

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(写真)ブラックな働かせ方を変えようと開かれた集会=23日、京都市下京区

 ブラック企業やブラックバイトが横行するなか、働く権利を知り違法な働かせ方を変えようと、日本民主青年同盟京都府委員会と日本共産党京都府委員会が23日夜、キャンパスプラザ京都(京都市下京区)で集会を開き、51人が参加しました。

 首都圏青年ユニオンの神部紅委員長が講演。神部氏は、相談で寄せられた若者の劣悪な働かせ方を報告し「労働者の権利を行使しなければ働き方は際限なく崩壊する」と指摘。組合員のたたかいによって、牛丼チェーン「すき家」ではバイト1万人に数億円の残業代割り増し分を払わせた経験などを示し「労働組合は法律によって強力な権限が与えられている。団体交渉でほぼ解決できる」と訴えました。

 日本共産党の倉林明子参院議員が報告。倉林氏は、昨年の参院選躍進後に日本共産党が「ブラック企業規制法案」を提出するなかで、厚労省が4000社に是正指導を行ったことを強調。衆議院でも獲得した議案提案権を生かしていく決意を訴えました。

 民青府委員会の代表は、300人以上から集めているブラックバイト調査の特徴を報告。スーパーで働く非正規の青年は、フルタイム雇用になった喜びを語る一方で、有給休暇が取れないなどの問題に触れ「いまは働く者の権利を知り、怖いものはない。職場で、ともにたたかってくれる人がほしい」と述べました。


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