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2014年11月23日(日)

選挙互助会 民主党

解党の「みんな」 離党の「生活」幹部 次つぎ合流

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 総選挙を前に解党を決めたみんなの党や、生活の党の幹部議員らが次々と自らの党を離党し、民主党へ入党を申し込んでいます。総選挙での生き残りをかけた、「選挙互助会」とも言える様相です。

 生活の党からは、小沢一郎代表の側近・鈴木克昌幹事長と小宮山泰子氏らが民主党復党の手続きに入りました。

 小沢、鈴木、小宮山各氏らは消費税増税法に反対して、2012年7月に民主党から離党し、「国民の生活が第一」を結成しました。同年12月の総選挙直前には、他の政党とともに、寄り合い政党である「日本未来の党」に合流しました。選挙後すぐに「未来の党」は消え、それを引き継ぐ形でうまれたのが生活の党です。今回の政党渡り歩きは2年前の再現です。

 民主党には、みんなの党から山内康一国会対策委員長ら3人の衆院議員と渡辺喜美前代表の元秘書が入党を申請(20、21日)しています。民主党も歓迎し、受け入れるかまえです。

 みんなの党は、安倍政権に対決姿勢を見せつつ、極端な新自由主義路線をけしかけ、秘密保護法など「戦争する国」づくりにも手を貸しました。その姿が国民から見放され、分裂・内部抗争のあげく解党に追い込まれました。

 入党の申し入れを受け、民主党の枝野幸男幹事長は「みんなの党は(政策面で)重なる部分の多い政党」と述べました。同じように安倍政権を「補完」してきた維新とも民主党は選挙での候補者調整と選挙協力をはかっており、安倍政権ときっぱり対決できない同党を象徴するものです。(前野哲朗)


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