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2014年2月6日(木)

宇都宮さん 急追

政策と人柄 有権者の心とらえ

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 東京都知事選(9日投票)は日本弁護士連合会前会長の宇都宮けんじ候補(67)=日本共産党、社民党など推薦=が元厚生労働相の舛添要一候補(65)=自民党都連、公明党都本部推薦=を激しく追い上げる展開となっています。

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(写真)宇都宮けんじ都知事候補の政策を訴える小池晃副委員長と女性たち=5日、東京都台東区

 宇都宮氏の確認団体「希望のまち東京をつくる会」の中山武敏選対本部長は5日、宇都宮氏の政策と人柄、実績が「確実に有権者の心をとらえ、大きなうねりをつくりだそうとしている」として、いっそうの支援の強化を訴える呼びかけを発表しました。

 宇都宮氏の訴えを聞いた女性は「候補者の演説と政策を見て決めたい。宇都宮さんの話は庶民的だと思った」と話しました。

 都民の関心は高く、都政・国政上の重要課題に対する各候補者の政策をしっかりと見極めようとしています。

 宇都宮氏は連日、精力的に街頭演説し、認可保育所や特別養護老人ホームの大量増設、ブラック企業規制条例・公契約条例の制定、木造住宅の耐震不燃化助成などの政策を具体的に語り、「1%の大企業のための都政から、99%の都民のための都政に転換し、世界一働きやすく暮らしやすい、希望を持って生きられる東京につくり変えよう」と主張。消費税増税反対や原発ゼロなど安倍政権の暴走ストップを力強く訴え、急速に支持と共感を広げています。

 一方、舛添氏は石原・猪瀬都政の継続、安倍政権と一体で大企業のための巨大開発と規制緩和を進めると主張。自民党主導で業界団体締め付けの組織戦を展開しています。街頭演説では厚労相として社会保障改悪を進めた実績を隠して、「世界一の福祉の街にする」と訴えていますが、具体的な政策はほとんど語っていません。

 元首相の細川護熙(もりひろ)候補(76)=民主、結い、生活各党が支援=は小泉純一郎元首相とともに街頭演説。「脱原発」を前面にする一方、都政の課題についてはほとんど語らず「福祉などは誰がやっても同じ」とテレビ討論や演説で繰り返しています。

 宇都宮氏の勝利は残る期間、全有権者規模での宣伝と対話・支持拡大をやりきるかにかかっています。


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