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2012年10月14日(日)

日本共産党常任活動家

新たに182人を合葬

追悼式で市田書記局長あいさつ

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(写真)合葬追悼式で日本共産党常任活動家の墓に献花する遺族=13日、東京都八王子市

 全国の日本共産党常任活動家と議員を合葬する第27回合葬追悼式が13日、東京都八王子市の上川霊園で行われ、74遺族・関係者121人が参列しました。今回合葬されたのは182人で、合葬者は合わせて3111人になりました。

 石灰睦夫合葬委員が司会を務め、広井暢子合葬委員会責任者・党副委員長が新たな合葬者の名前を一人ひとり読み上げました。

 黙とうの後、中央委員会を代表して、市田忠義書記局長があいさつしました。(別項)

 3人の遺族が代表してあいさつに立ちました。

 長野県の故松村昭美(てるみ)さん(元長野県委員)の長女、阿部りえ子さんは、「母は平和や人権が守られる民主的な日本をめざし、常に労働者と深く結びつき、変革の道を歩んだ生涯でした。両親の生きざまは私たちの支えであり、誇りです。故人の遺志を受け継ぎ、党の前進のために力を尽くす決意です」と語りました。

 故定免政雄さん(元准常任幹部会委員・大阪府委員長)の長女、藤田文(あや)さんは、「父は『自分は好きなことをやってきたのだから、苦労と思うことは何もなかった』というんですね。自然体でひょうひょうと活動していた」とのべ、「父にならって、自分で選んだ道なのだから、楽しく活動したいと思っています」と結びました。

 岩手県の元陸前高田市長の故中里長門さんの妻、中里惠久子(えくこ)さんは、「地域で影響力のある人物から『形あるものは津波で流されたが、中里さんの人間や市政に対する姿勢は市民の心の中にちゃんと残っている。復興できる』と手を合わせていただきました。私も夫の残したものを守って、陸前高田市とともに歩んでいきたい」と語りました。

 参列者全員で献花しました。追悼式後も碑の前に遺影を置き記念写真をとる遺族の姿がありました。


市田書記局長あいさつ(要旨)

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(写真)あいさつする市田忠義書記局長=13日、東京都八王子市

 日本共産党員として生きてこられた故人の人生をともに振り返りつつ、追悼の思いを交流し、新たな一歩を踏み出す場にご一緒できることを大変うれしく思うとともに、心から感謝しています。

 日本共産党はあすから第5回中央委員会総会を開催します。この中央委員会総会では、来るべき解散・総選挙での日本共産党の躍進を勝ち取るための活動方針が練り上げられます。

 来るべき総選挙は、反動的逆流と未来を拓(ひら)く奔流が正面からぶつかり合う歴史的たたかいになります。党の値打ちを誇りを持って語りぬき、躍進を勝ち取ることこそ、志なかばで倒れた故人の奮闘に報いる道だと確信します。

 私たちは多くの先輩たちが党を強く大きくしながら国政選挙での前進を実現してきた党建設の歴史と教訓を今に生かし、発展させる努力をしてきました。しかしまだ道半ばです。全党の思いを一つに全力を尽くす決意です。

 日本共産党はことし創立90周年を迎えました。日本共産党という党名には、今回合葬された方をはじめ、これまで献身的に活動を担ってきた党員の不屈のたたかいの歴史と誇りが刻まれています。

 ご遺族のみなさんが悲しみを乗り越え、お元気で暮らされることを心から願って、追悼のごあいさつといたします。


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