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2012年8月7日(火)

原水爆禁止世界大会

志位委員長のあいさつ

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 日本共産党の志位和夫委員長が6日、広島市で開かれた原水爆禁止世界大会で行ったあいさつは次の通りです。


写真

(写真)あいさつする志位和夫委員長

 内外の友人のみなさん、こんにちは(「こんにちは」の声)。日本共産党の志位和夫です。(拍手)

 原水爆禁止世界大会に参加されているみなさんに連帯のごあいさつをする機会をあたえていただき、心から感謝いたします。(拍手)

世界人口の81%を抱える国々が核兵器禁止条約を支持    

 友人のみなさん。

 核兵器禁止条約を求める声が、世界政治の舞台でも、市民社会のなかでも、澎湃(ほうはい)としておこり、いまや圧倒的多数の声となっています。

 国連総会で、核兵器禁止条約の交渉開始を求める国連決議に参加した国は130カ国にのぼりました。あるNGOの概算によれば、投票では賛成に至らなくても、その考え方を支持している国を含めると146カ国、世界人口の実に81%を抱える国々が、核兵器禁止条約の交渉開始を支持しています。(拍手)

2015年のNPT再検討会議にむけ「核兵器のない世界」への扉を開こう 

 こうした圧倒的流れに逆らって、日本政府が、いまにいたるもこの決議に棄権を続け、「核抑止」と「核の傘」の呪縛にとらわれていることは、恥ずかしいことではないでしょうか(拍手)。私たちは、この態度をあらため、被爆国の政府にふさわしい行動をとることを強く求めます。(拍手)

 日米安保条約という核軍事同盟を解消し、非核・平和・独立の日本を築くために奮闘する決意を申し上げたいと思います。(拍手)

 みなさん。2015年NPT再検討会議にむけ、国連、各国政府、自治体、草の根の運動の共同の力をさらに大きく発展させ、核兵器禁止条約の交渉開始を実現し、「核兵器のない世界」への扉を開こうではありませんか。(「そうだ!」の声、大きな拍手)

どんな形であれ「核」被害を出さない点で大きく連帯を    

 友人のみなさん。

 史上最悪規模の福島原発事故を体験して、「原発ゼロの日本」をめざす運動が空前の規模で発展しています。毎週金曜日の官邸前行動、「さようなら原発大集会」に10万、20万という人々が参加し、声をあげていることは、日本の歴史を変える素晴らしい希望ある出来事だと私は思います。

 「核兵器のない世界」をめざす運動と、「原発ゼロの日本」をめざす運動が、どんな形であれ「核」による被害者を出してはならないという点で大きく連帯し、被爆者援護、福島の被災者支援を力をあわせて進めようではありませんか。私たちもその一翼をになって奮闘する決意をのべて、あいさつとします。(大きな拍手)


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