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2012年7月30日(月)

小池政策委員長と青年がトーク

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異常な就活どう思う

福岡

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(写真)青年トークセッションで語る小池さん=29日、福岡市

 日本共産党福岡県委員会と民青同盟福岡県委員会は29日、小池晃党政策委員長(前参院議員)を迎えて、青年トークセッションを福岡市内で開きました。137人が参加、青年も多く参加し、「オスプレイは何に使うのか」(16歳の青年)など活発な質疑応答が行われました。取り組みの中で党員3人、民青同盟員4人を迎えました。

 小池さんは、原発、消費税、オスプレイなど国民に背を向けるひどい政治を日本共産党はどう変えるのかについて講演。「共産党に入って一緒に国民を苦しめる害悪とたたかい日本の政治を変えよう」と呼びかけました。

 トークセッションでは参加者から次々と質問が出され、小池さんが一人ひとりに丁寧に答えました。北九州市の青年は「1年前に就職活動をしたが、異常な過熱に大変な思いをした。共産党は就活についてどう思うか」と質問。小池さんは「今の就活を是正するルールが必要です。何よりも大企業の内部留保も活用して新卒が全員採用されるよう雇用を増やすべきです」と答えました。

 福岡市東区の青年は「原発再稼働反対の官邸前デモにすごく励まされる。ブームで終わらせないために共産党はどういう援助をしているのか」と質問。小池さんは「運動主体のみなさんの思いを大切に自主性を尊重しています。原発ゼロでもやっていける理論的展望を示すことが共産党の役割だと思う」と答えました。

消費税上げさせない

仙台

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(写真)小池政策委員長(右端)と若者たちが一問一答形式で語り合いました=28日、仙台市

 東日本大震災の被災地仙台市内で28日、「若者が希望を持てる社会はどうしたらつくれるのか」をテーマに、若者と日本共産党の小池晃政策委員長が一問一答形式で語り合いました。民青同盟宮城県委員会と日本共産党宮城県委員会が主催し、約70人が参加しました。

 最初に小池氏がスライドで写真やグラフを示しながら、原発から消費税増税、オスプレイ配備などホットな話題を入り口に、日本社会のゆがみの根本にある「大企業中心、アメリカいいなり」政治について解説しました。

 これを受けた一問一答では次々に質問の手があがりました。

 「消費税(率)を上げられたら、下がることはあるのか」との質問に「たたかい次第」と答えた小池氏。英国では消費税率を下げたことがあるし、フランスは大統領選挙の結果、消費税(付加価値税)の増税が撤回されたことを紹介し、「日本では、まず上げさせないたたかいを大いにやりましょう」とよびかけました。

 「『増税するなら、大企業、富裕層から』に賛成だが、妻に『そんなことしたら海外に逃げるのでは』といわれ、答えられなかった」という男性。小池氏は、税金が安いからとアジアの国に進出した企業が生産基盤の弱さから洪水で生産できなくなり頭を抱えている事例も紹介。「税金の安さで勝負するのでなく、日本の強みである技術者と労働者の力で、よいものをつくってこそ活路が開けるのでは」とアドバイスしました。

 「働いている職場は、有給休暇は取れないし、就業規則も見せてくれない。どうしたらいいか」という相談には、「まず労働組合や日本共産党に相談してほしい。間違いなく会社が法律違反をしている。大事なのはあきらめないこと。一緒にたたかって、変えていこう」と励ましました。

 女子高校生(18)は、「いろんな質問に私にもわかるように答えてくれた。オスプレイがすぐそばを飛ぶのはいや。アメリカいいなりの国に住み続けたくない。私もできることをしていきたい」と感想を語りました。

 トーク集会後、党員1人、民青同盟員2人が増えました。


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