2025年11月5日(水)
維新・藤田共同代表、還流構図認める
記者会見 「赤旗」攻撃繰り返す
![]() (写真)日本維新の会の藤田文武共同代表側による身内への税金還流疑惑を報じた「赤旗」日曜版(11月2日号) |
公設第1秘書が代表を務める会社への公金支出を巡る疑惑が「しんぶん赤旗」日曜版(11月2日号)で報じられた日本維新の会の藤田文武共同代表は4日、国会内で会見し、公金還流の事実を認め「今後は発注しない」と表明しました。その一方で「記事は恣意(しい)的に作られた。今後は共産党および『しんぶん赤旗』の質問には一切、返答しない」と述べ、記事が虚偽であるかのような攻撃を繰り返しました。
藤田氏は、インターネット上に取材した日曜版記者の名刺画像を編集部が公開していない電話番号が見え、担当記者のメールアドレスが推測できる状態で掲載。この後、担当記者を名指ししての電話があり、なりすましが疑われる迷惑メールが大量に送信されています。
しかし藤田氏は「携帯電話(番号)は消しているし、メールアドレスのドメインも消している。それ以外の番号は公開情報」と述べ、削除しない考えを示しました。
第1秘書が代表の会社の実態について、記者から質問が相次ぎました。「(秘書の会社に)冊子7万部315万円で発注したが、いくらで別の会社に発注したのか」などと問われましたが、藤田氏は、「(原価を)出した場合、僕ら訴えられる」「デザイン業務をなめすぎ」「それはあなたの感想。一般的な商慣習を知らないだけ」と、問いに答えず、質問する記者を威嚇するような発言が目立ちました。









