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2025年11月4日(火)

悪政に沈黙しません

「3の日行動」10年 毎月国会前で

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(写真)国会正門前の3の日行動に参加する人びと=3日、東京都千代田区

 「憲法9条を守ろう」「戦争反対」など思い思いのプラカードを一斉に掲げる定例の「3の日行動」が3日、10年を迎えました。国会正門前では、行動開始当時から安倍政権時代に掲げられた「アベ政治を許さない」のプラカードも多く見られました。主催者発表で250人が参加しました。

 作家の渡辺一枝さんは行動の呼びかけ人でもある作家の澤地久枝さんの「3の日行動」にかける熱意を紹介。毎月続けてきた行動が、コロナでいったん中止になった時でも、「もしかして来る人がいるかもしれないと澤地さんは待っていた」と話しました。高市早苗政権は「アベ政治を引き継ぐだけではなく、なおもひどい状況にしようとしている。負けずにあらがっていきましょう」と引き続き行動を呼びかけました。

 参加者からは高市政権の政治姿勢を批判しつつ、声を上げることの意義を強調する意見が相次ぎました。東京都足立区の鎌田由利子さんは、高市政権が衆院議員の比例定数削減を狙っていることに対し、物を言う政党を排除すると批判。自維連立政権は「現代版治安維持法、『スパイ防止法』を通そうとしている。政権を批判する政党がさらに排除されうる」と警告。「まずは定数削減をさせないようにしよう」と訴えました。

 神奈川県横浜市の女性(41)は、高市政権を「古くさい政治の復活だ」と批判。「3の日行動」について「(悪政に抗議する)ともしびを絶やさないことが大切だ」と意義を強調しました。


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