2025年11月3日(月)
女性の声と運動で希望ある政治へ
新婦人大会 田村委員長のあいさつ
2日、東京都内で開かれた新日本婦人の会第32回全国大会で、日本共産党の田村智子委員長が行ったあいさつは次の通りです。
![]() (写真)来賓あいさつをする田村智子委員長=2日、東京都多摩市 |
みなさんこんにちは。日本共産党の田村智子です。新日本婦人の会第32回全国大会に心からの連帯を送ります。(拍手)
みなさんが、この大会の成功にむけてラストスパートをかけていた10月、ちょうど高市早苗自民党新総裁が誕生した翌日に、新婦人の役員のみなさんと、私たち日本共産党との懇談をもつことができました。
対話すれば会員増
衆議院、参議院ともに与党過半数割れしたもとで、自民党政治を終わらせて新しい政治に向かうのか、それとも自民党が排外主義の政党まで取り込んで、より危険な政治へと逆行するのか、歴史的な分岐点にある--こういう政治の状況について意見を交わし、「危険な政治に立ち向かう共同を広げましょう」「くらし、平和、ジェンダー平等の要求で政治を動かしましょう」と話し合うことができました。
この懇談の中で、新婦人のみなさんのさまざまな取り組み、運動についても直接お聞きすることができて、大変話が盛り上がり、私がいっぱい元気をいただきました。スーパーの前で宣伝・対話をすれば、「お米が高い」「暮らしが大変」と話が進んで、その場で新婦人の会員が増えるんですよ、と。これには驚きました。女性たちにとって政治がとても身近になっている。けれども安心して話せる場がない。政治のことをもっと知りたいし、話したい。そういう要求から新婦人に入会しているんだとお聞きして、女性たちの中に起きている大きな変化を実感しました。
また、新婦人の次世代のみなさんが、原水爆禁止世界大会に子どもさんをつれて参加をしていたり、選択的夫婦別姓の法案成立をと国会議員要請や集会でも大活躍されていること、参院選挙で排外主義の主張がばらまかれたことに対して、直ちに全国で新婦人のみなさんが先頭にたって「デマ・差別を許さない」と緊急宣伝を繰り広げたこと--こうしたみなさんの活動の中に、日本の政治と社会の希望があると確信をしています。(拍手)
本気で共同広げて
国会では、自民・維新連立の高市政権という戦後最悪の政権が誕生しました。憲法9条の改悪、軍事費もどんどん増やす、通称使用の法制化で選択的夫婦別姓の要求を封じ込める、医療費4兆円削減など、自民・維新の政権合意はとても危険なものです。しかも国民の反対の世論が強いこともわかっていて、議員定数削減によって、あらかじめ反対や批判の声を国会から締め出そうという邪悪なたくらみまでしています。
こうした危険な政治を許さないため、私たち日本共産党は国会の中でも、国民のみなさんの中でも本気で共同を広げて、立ち向かう決意です。
高市政権はこのように危険です。けれども、決して盤石ではありません。むしろ、その足場はもろくて弱いものです。何よりもみなさんの対話の中で出される要求にこたえることができるでしょうか。消費税減税も言えないのですから、まったくこたえられないでしょう(「そうだ」の声)。高市総理が目指しているのは、安倍政権時代の政治、つまり古い政治への後戻りでしかありません。日米首脳会談でも安倍元総理のように、トランプ大統領に気に入られようとして、「ノーベル平和賞に推薦する」とまで言ってしまう。しかし、その直後にトランプ大統領は核実験の再開を指示した。早くも国民との矛盾が噴き出しています。(「そうだ」の声)
そのうえ、右旋回のハンドルしかない日本維新の会との連立は、とりわけ女性のみなさんの要求とは、いよいよ相いれなくなっていくでしょう。
新婦人のみなさんの身近な要求での対話、国際的な視野をもった平和やジェンダー平等の運動、これらの運動が政治を動かす大きな力になるときを迎えていると思います。(拍手)
この大会が、その大きな力をますます強めていくことを心から願っています。女性たちの声と運動で、希望ある政治と社会へともに時代を動かしていこうではありませんか(拍手)。ともにがんばりましょう。(大きな拍手)









