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2025年11月2日(日)

米憲兵隊が単独巡視

那覇で初 主権侵害の恐れも

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(写真)那覇市内を米軍単独でパトロールする憲兵隊員ら=1日午前

 那覇市で1日未明、在日米軍の憲兵隊(MP)が繁華街をパトロールしました。同市内での米軍単独の実施は初めて。沖縄県内で相次いだ米兵による性暴力事件の再発防止の一環で、在日米軍が基地からの外出や飲酒など勤務時間外の行動の指針を定めた「リバティー制度」の順守を求めました。

 パトロールは同日午前1時ごろに開始。拳銃を携行したMPら米軍関係者約50人が、飲食店などが多く立ち並ぶ国際通りや同市松山の繁華街を巡回。米軍人とみられる男性に声を掛け、軍のIDカードを提示させる場面もありました。様子を見ていた観光客からは「本物?」「何の撮影?」などと声が上がりました。

 MPは4月以降、県警などとの合同パトロールや単独での巡視を沖縄市の基地に隣接する繁華街でも実施しており、複数人の逮捕者が出ています。

 パトロールを巡っては、巡視中に事件が起きた場合、米軍を特権的に扱う日米地位協定によって、原則として米軍が容疑者の米兵の身柄を拘束することになります。基地のフェンスの外で、日本の領土内であるのに日本が警察権などを行使できない事態となる恐れから、地位協定に詳しい専門家らは主権侵害の危険性を指摘しています。


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