2025年10月28日(火)
漁業者の生活支える支援を
党青森県議団・高橋氏ら
ホタテ問題で県水産局長らと懇談
![]() (写真)種市局長(右から4人目)にアピール文を手渡す(その左)安藤県議ら=27日、青森県庁 |
日本共産党の高橋千鶴子前衆院議員と青森県議団らは27日、陸奥(むつ)湾で養殖するホタテガイの大量死で苦境にある漁業者の実態や要望を県に届けようと、県水産局の種市正之局長らと懇談しました。
懇談には、高橋氏と安藤晴美県議団代表ら3人の県議のほか、青森県平内町から田中光弘党町議や漁業者らが参加。高橋氏らは、危機打開を目指して青森県の党として漁業者などから寄せられた声をまとめた「むつ湾からのアピール」や水産庁への要請内容を紹介し、意見交換をしました。
ホタテ漁業者のAさん(40)とBさん(41)は、「稚貝もなく大打撃を受けているものの、漁業を続けていきたい」「今年の採苗は良かったが、稚貝の成長が遅れていた。エサ不足の対応なら今すぐできることがあるのでは」など、現状とともに打開策のアイデアや要望などを率直に伝えました。
種市局長は、疑問に答えながら県としての対策など報告し、「やれることはやりたい。いつでも相談してほしい」と答えました。
安藤県議は「若い後継者が続けていけるよう、まず漁業者の生活を支える支援の実施を」と話しました。
青森県の日本共産党は、「アピール」をもとに陸奥湾沿岸自治体や漁協関係者との懇談を広げています。









