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2025年10月26日(日)

戦争する国にさせない

愛知 日本平和大会始まる

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(写真)全国のたたかいを交流し、合唱する参加者=25日、名古屋市中区

 「なくそう!日米軍事同盟・米軍基地 2025年日本平和大会in愛知」(同実行委員会主催)が25日、名古屋市で始まりました。戦後・被爆80年、「戦争する国」への道を許さない、との思いを結集。この日はオンラインを併用した開会集会と、「学びと交流のつどい」、青年のつどいを行いました。大会は26日までの2日間です。

 開会集会には約1000人が参加。開会あいさつで全労連の秋山正臣議長は、反動的性格を強める自民党政治に終止符を打つ運動が求められていると述べ「政治を転換し、誰もが安心して働き、生き続けることができる社会を目指して頑張ろう」と呼びかけました。

 日本平和委員会の千坂純事務局長は主催者報告で、高市早苗政権による憲法破壊の動きの根本にある日米軍事同盟=日米安保条約を廃棄するため、学び、対話し、広範な世論にしようと訴えました。

 名古屋空襲を体験した筧(かけひ)久江さん(94)は、防空壕(ごう)が直撃を受け学友42人が亡くなったと語り、日本原水爆被害者団体協議会(日本被団協)被爆2世委員会委員長の大村義則さんはアメリカの「拡大核抑止」にしがみつく日本政府の態度を批判しました。

 新外交イニシアティブ代表の猿田佐世さんはビデオメッセージで、米国離れが欧州で進んでいると述べ「他の国の人たちとつながり、平和を求める声をつくりあげよう」と語りました。

 韓国・フォーラム平和共感研究員の李俊揆(イ・ジュンキュ)さんは、「核抑止論」を前提とした軍事同盟の政治という枠を超え、協力と平和共存の枠組みをつくり出そうと話しました。

 日本共産党の本村伸子衆院議員が連帯あいさつし、立憲民主党の藤原規眞衆院議員のメッセージが紹介されました。


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