2025年10月23日(木)
比例削減阻止 各地で緊急宣伝
民主主義を守る共同を
岩手
高市政権がいまの臨時国会中に衆院議員定数の1割削減を狙う中、日本共産党岩手県委員会と同盛岡地区委員会は22日朝、盛岡市で削減阻止の緊急宣伝を行いました。斉藤信県議、吉田恭子県副委員長がマイクを握り、勤務員が「しんぶん赤旗」10月号外を通勤者に配りました。
斉藤氏は、自維連立政権は企業・団体献金禁止の棚上げ、9条改憲推進など自民党政治をさらに悪くする危険性があると告発。維新の比例定数削減は民意を切り捨てる暴挙であり、これを許さない共同を広げ、民主主義を守るために全力を尽くすと表明しました。
吉田氏は、初めは日本共産党だけが主張していた企業・団体献金禁止が、裏金事件追及を通じて国政の大争点に押し上がってきたと指摘。少数意見を国会にきちんと反映させることは本当に大事だと訴えました。
号外を受け取った女性会社員(35)は「国会議員の数を急に減らすのは変だ。自民と維新で決めることではない」と語りました。30代の男性は「比例定数を削るのは少数意見の切り捨てにつながる。高市首相には期待もあるが、『政治とカネ』の問題をクリーンにしてほしい」と話しました。








