2025年10月18日(土)
PFAS主要物質 基準の11倍と38倍
広島・東広島 米軍弾薬庫付近のため池
市民の会が独自に検査
広島県東広島市の「PFAS問題を考える東広島市民の会」は17日、県庁で記者会見し、同市の米軍川上弾薬庫付近の二つのため池で独自に採取した水を検査したところ、PFASの主要物質のPFOSとPFOAの合計で、いずれのため池も国の暫定基準値(1リットル当たり50ナノグラム)の11倍の570・34ナノグラムと、38倍の1924・47ナノグラムが検出されたと発表しました。
![]() (写真)検査結果を発表する(左から)大平、谷(左から3人目)、(右から)河村、藤井の両氏ら=17日、広島市 |
会見には同会世話人で日本共産党の谷晴美市議やメンバー2人が参加し、党県PFAS問題対策本部長の大平よしのぶ衆院中国比例予定候補、藤井敏子、河村晃子の両県議が同席しました。
同市を流れる瀬野川水系では河川や地下水、井戸水から高濃度のPFASが検出され続けていることを受け、同会のメンバーと谷、大平両氏は今年2月、弾薬庫のフェンスを隔ててすぐそばにある2カ所のため池の水を採取。その後、原田浩二京都大准教授(当時)に分析を依頼していました。
分析結果について、谷氏は「驚がくの高い濃度」、大平氏は「米軍基地由来の汚染である可能性が高まった」と指摘。両氏は被害が拡大しないよう、国、県、市は弾薬庫の立ち入り調査も含め、米軍に強く迫ってほしいと訴えました。
同会は東広島市に、▽希望する住民への血中濃度検査の実施▽他の水系での水質監視の強化、公表―を求める要望書を提出しました。









