2025年10月8日(水)
万博未払い 救済を要望
衆院経産委 被害業者を聴取
大阪・関西万博の海外パビリオンの工事費未払い問題をめぐり、衆院経済産業委員会は6日、閉会中の委員派遣として大阪市内で被害を訴える事業者からの聞き取り調査を行いました。
被害業者らは、建設業法など法律に準じた対応や実効性のある救済策を要望。「(万博未払い問題は)民間同士だけの問題ではない」「これで万博が成功したと言えるのか重く受け止めてほしい」と訴えたと記者団に説明しました。
宮崎政久委員長(自民)は、窮状や要望を「当事者の方から直接聞けて大変有益だった」と指摘。「今後の取り組みに生かしていきたい」と表明しました。
調査実現に尽力した日本共産党の辰巳孝太郎衆院議員は「委員会として事業者の話を聞けたのは一歩前進だ」と指摘。「未払い問題の解決なしに万博は終わらない。行政に責任を果たさせるスピード感を持った対応と政治決断が必要だ」と述べました。








