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2025年10月7日(火)

自民政権継続 許さない

高市新総裁就任に小池書記局長

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(写真)記者会見する小池晃書記局長=6日、国会内

 日本共産党の小池晃書記局長は6日、国会内で記者会見し、自民党の高市早苗新総裁就任について、「日本共産党の第6回中央委員会総会で反動ブロックの危険を指摘したが、まさにその危険が高まっている」と指摘し、首相指名選挙に向けて、「野党には、自民党政権の継続を許さない姿勢が求められる。日本共産党はその立場で臨んでいきたい」と表明しました。

 小池氏は「高市氏の総裁就任は、自民党の中の極右的な流れを反映したものであり、参政党などは早くも歓迎と協力を表明している」「自民党政治の『二つのゆがみ』をより深刻にし、排外主義的な流れを強める危険に対して、国民のなかで不安が広まっている」と指摘。裏金議員の要職への登用も取り沙汰されているとして、「選挙での裏金に対する国民の怒りをどう受け止めているのか」「裏金議員を登用すれば、自民党はますます国民から見放されることになる」と批判し、「今の流れは国民との矛盾を広げざるを得ない。また、アジア諸国との矛盾も広げる危うさもある」と警告しました。

 その上で、「このまま『高市政権』を誕生させていいのか」と述べ、「野党、とりわけ野党第1党には自民党政権の継続を許さないという姿勢が求められる」と強調。「日本共産党は継続を許さないという立場で首相指名選挙に臨んでいく」と語りました。

 自民党と一部野党の「連立」の動きについて問われた小池氏は、「選挙の時には自民党を批判し支持を得ておきながら、選挙が終わった途端に自民党政権の延命に手を貸すような対応をすれば、国民から厳しい批判が突きつけられることになる」と強調しました。


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