2025年10月3日(金)
新しい国民的共同へ
草の根から運動広げよう
小池氏、若者憲法集会実行委と懇談
![]() (写真)懇談する若者憲法集会実行委員会のメンバーと小池晃書記局長(正面左)=2日、東京都渋谷区 |
日本共産党の小池晃書記局長は2日、東京都内で、若者憲法集会実行委員会のメンバーと懇談し、自民党政治を終わらせるとともに、極右・排外主義とのたたかいを進め、暮らし、平和、民主主義を守るために「新しい国民的・民主的共同」を広げようと呼びかけました。
小池氏は、若者憲法集会実行委員会が2014年に第1回集会を開催して以来、15年の安保法制強行、市民と野党の共闘の流れの中で発展してきたと指摘。「若憲集会実行委が憲法を守り生かす政治、世代間分断や排外主義を乗り越える政治を求めて草の根の取り組みを進めるよう呼びかけていることは心強い。私たちが呼びかける方向と一致します。意見を伺い、交流したい」と述べました。
全労連青年部の稲葉美奈子書記長は、少なくない若者が憲法をよく知らないまま社会に出ているとして「9条に限らず、いろんな角度から“守り生かせ”の声をあげています。草の根から運動を構築していきたい」と語りました。
日本平和委員会の岩本悟常任理事は、自民党に対する不信、不満が国政選挙の結果に現れているとして、若憲の考え方が青年に広がる可能性に触れました。
日本国民救援会の太田誠中央常任委員は、「スパイ防止法」に立法事実はないとして、治安維持法を現代に復活させるわけにはいかないと話しました。
全日本教職員組合の組合員は、「戦争する国」づくりの動きを学ぶ中で「教え子を再び戦場に送るな」の誓いが目の前の危機感となり、今年の若憲集会のステージに多くの青年教職員が登壇したと報告しました。
日本民主青年同盟の中山歩美副委員長は、対話した青年が「米国言いなり、財界中心を変えてほしい。庶民の立場からすればそこに行き着く」と語ったことを紹介。「青年は本当の展望が見えれば力を合わせたいという主体性を発揮するし、多くの青年と、自民党政治を変えたいと一致できます。新しい共同をつくり、政治を変えたい」と話しました。
小池氏は「青年の中に変化が始まっているが、模索もあると語られました。草の根から運動を広げていくことは、新しい共同を若い世代の中で広げていく力になります。力を合わせましょう」と語りました。









