2025年9月30日(火)
「終結を」集会4万人
イスラエル
【カイロ=米沢博史】イスラエルの商都テルアビブ中心部の人質広場で27日、イスラム組織ハマスに拘束されたすべての人質の返還と戦争終結を求める恒例の週末集会が開かれました。主催する人質・行方不明者家族会によると、4万人以上が参加しました。
参加者は、29日に予定されるネタニヤフ首相とトランプ米大統領の会談を前に、人質解放を最優先とする包括的な戦争終結合意の実現を訴えました。
夫が人質となっているニラ・シャラビさんは集会で、「正しい道は全人質を解放する包括合意だ」と強調しました。兵士の母親であるイリス・シャピラさんも「この戦争は国の安全という目的を失った。『絶対的勝利』の名の下で『絶対的な見殺し』が行われている。人質にも兵士にも時間は残されていない」と訴えました。








