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2025年9月30日(火)

あきれる低調「論戦」

小池書記局長、自民総裁選を批判

小泉陣営投稿依頼 党として調査を

 日本共産党の小池晃書記局長は29日の記者会見で、4日投票の自民党総裁選について記者に問われ、「全体としてあきれるばかりの低調な論戦だ」と批判し、早期の臨時国会開会を改めて主張しました。

 小池氏は「選挙は進んでいくうちに盛り上がるものだが、どんどんつまらなくなり盛り下がっている」と述べ、消費税減税には否定的で、大軍拡はみな推進、選択的夫婦別姓はみな反対で、「各候補ともみな同じことを言い、できるだけ違いをみせないようにしている。異様だ」と指摘。「『解党的出直し』というが、何度解党するのか。“解凍と冷凍”を繰り返しているのか」「党内のコップの中のたらい回しをやめて、一刻も早く国会を開くべきだ」と語りました。

 さらに、総裁選で小泉進次郎農林水産相陣営が、インターネット動画配信でやらせコメントを投稿するよう支持者に要請した問題について問われ、「情けない。政権党の党首選挙でこういうデマを流すのは、はしたなさ過ぎる」と批判。小泉陣営の広報班長だった牧島かれん衆院議員はデジタル相を務めていたと指摘し、「こうしたことは総裁選だけでなく国政選挙のたびに野党に対してやっていたのではないか」と述べ、「牧島氏は広報班長を辞めたが、それですまない。自民党としてきちんと調査して真相を明らかにすべきだ」と主張しました。


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