2025年9月29日(月)

歪みただす党躍進を

山下氏、兵庫・明石で講演

（写真）講演する山下副委員長＝２８日、兵庫県明石市

　日本共産党の山下芳生副委員長は２８日、兵庫県明石市の党後援会総会で講演し、党の新たな前進を呼びかけました。

　山下氏は、参院選結果から自民、公明、維新、国民、参政による反動ブロックの危険性を詳述。「反動ブロック形成の接着剤になるのがスパイ防止法です」と述べ、国民を監視する同法の危険性を指摘し、「絶対に許してはいけない」と強調しました。

　日本共産党は、（１）自民政治の「二つのゆがみ」を根本から変える改革を推進（２）極右・排外主義と断固闘う―の二重の役割を果たすとともに、反動ブロックの危険と対決する国民的共同を呼びかけていると説明。

　補完勢力や極右勢力に投票した人たちは自民政治に強い不満を持っており、「二つのゆがみ」をただす改革の方向が伝われば変わりうること指摘。極右・排外主義と闘って前進したヨーロッパ諸党の経験を紹介し、「日本共産党も新しい躍進をつくることができる」と強調しました。

　『Ｑ＆Ａ　いま「資本論」がおもしろい』（赤本）などを学ぶ運動にふれて、「こんな楽しい取り組みを少数でやるのはもったいない。みんなで成長しながら日本と世界を変えていきたい」と訴えました。

　総会後の入党懇談会で２人が入党しました。