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2025年9月29日(月)

差別ノー 多様性フェス

スピーチ ラップ 踊って交流

川崎でパレード

写真

(写真)ともに「トラヂ音頭」を踊るハルモニと参加者ら=28日、川崎市川崎区

 音楽とスピーチで「差別にNoを。多様性にYesを。」と発信する「かわさきともにフェス&ノーヘイトパレード」が28日、川崎市川崎区で行われました。全ての人が尊厳をもって安心してくらせる社会をめざす「川崎市差別のない人権尊重のまちづくり条例」の精神を広げようと、実行委員会が主催し、約500人が参加しました。

 会場にはハルモニ(おばあさん)たちの手描きの大きな横断幕が飾られ、差別と闘う市民、美術家、弁護士らがスピーチ。ラップ、ヒップホップなどの音楽でも反差別をアピールしました。

 在日高齢者の交流クラブ「トラヂの会」のハルモニたちも踊りを披露し、最後は参加者全員で「トラヂ音頭」を踊り交流しました。

 パレードはDJらを乗せたサウンドカーが先導し、「民族差別にNO!」「いろんなルーツ、YES!」などとコール。沿道で写真や動画を撮る人、自転車を止めて見入る中学生など、注目を集めました。

 川崎市内で生まれ育った在日コリアン4世の女性(35)は、フェスの雰囲気が「参加しやすい」と、小さい子ども2人を連れてきました。「外国ルーツの自分に参政党を推してくる友人がいる」と顔を曇らせましたが、「(フェスは)同じ気持ちでいてくれる人がこんなにいるんだと、うれしい」と笑顔を見せました。

 日本共産党の後藤真左美市議、片柳すすむ元市議、浅賀由香党県副委員長も参加しました。


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