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2025年9月27日(土)

医療費免除 続けて

石川・輪島 藤野氏に被災者切々

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(写真)被災者から話を聞く(右から)黒梅、藤野、鐙の各氏=24日、石川県輪島市

 日本共産党の藤野保史・元衆院議員(能登半島地震被災者共同支援センター責任者)は24日、石川県輪島市を訪れ、6月末で医療費・介護利用料免除の打ち切りを受けた被災者などから今後の生活の見通しなど要望を聞き取りました。日本共産党の鐙(あぶみ)史朗輪島市議と同センターの黒梅明事務局長が同行しました。

 同市のAさん(65)は、デイサービスを利用する母親と2人で仮設住宅に入居しています。母親が先週、発熱して入院したといいます。

 Aさんは、母親が入院すると食費や衣服費などで急な出費がかかり生活が苦しいと述べ、「医療費免除は続けてほしい。高齢の家族を持つ人は、私と同じ気持ちだと思います」と語気を強めました。

 石川県健康友の会連絡会奥能登ブロックのBさん(42)は、輪島市の輪島診療所を利用する被災者から聞いた話を藤野氏らに紹介。医療費免除打ち切りについて、「命に関わるお金は削れないので『別のところを削る』と言う人が多い」と述べました。

 藤野氏は「もともと暮らしが大変だった被災者にとって、医療費・介護利用料免除の打ち切りは命に関わる深刻な打撃です。免除措置の復活を強く求めていきたい」と述べました。


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