2025年9月27日(土)
自民政治そのものの転換を
TBSラジオで山添政策委員長
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日本共産党の山添拓政策委員長は25日夜放送のTBSラジオ「荻上チキ・Session」で、自民党総裁選をどう見るかなどについてインタビューに答えました。
山添氏は、衆参ともに自民・公明の与党が少数になるなか、「石破茂首相の“表紙”をかえて延命をはかろうとしているが、総裁選候補の主張をみても違いは分からない」と指摘。「少数与党に転落するきっかけとなった裏金や経済無策の問題で反省をふまえた方針を示している人はいない」「(自民党政治を)こう変えるという方向性が見えてこない」と批判し、「自民党政治そのものを変えることこそが必要だ」と述べました。
パーソナリティーの荻上氏は、総裁選候補がアピールする「外国人政策」について質問しました。山添氏は、参院選を前後し「外国人政策」が主要な争点のように持ち出され、自民党が「違法外国人ゼロ」を掲げ、政府に「不法滞在者ゼロプラン」を出させるなど「排外主義的な流れをあおるような政策の方向性を示してきた」と指摘。「外国人問題」とひとくくりに描き、「対策が必要だとあおり立てるのは政権党としてふさわしくない」と批判し、「事実に即した冷静な議論が必要で、共生社会をどうつくり、どう理解を深めるかという立場でこそ論戦を」と主張しました。
日本共産党を含め野党が開くよう要求している臨時国会で、すぐに行うべき政治課題については、「参院選を通じて示された暮らしの困難を打開する上での民意は消費税の減税だ。消費税減税の実現にむけて議論していくことが必要だ」と述べました。









