2025年9月25日(木)

日曜版電子版　１０月２日登録スタート

　いよいよ「赤旗」日曜版電子版が１０月からスタートします。「電子版なら読みたい、読める」という期待の声が広がっています。電子版の購読申し込みは、インターネット上で１０月２日（午前９時）からできます。その魅力と登録方法、全国の反響を紹介します。

四つの魅力で気軽に

　「忙しい毎日、満員電車の中でもスマホで読める」「文字が大きくでき、音声で聞けるのもいい」「施設に入って紙の『赤旗』は読めなくなったけど電子版なら読める」「家族に断らずに購読できる」―。さまざまな理由で紙の日曜版を購読できなかった人や、紙の新聞を読む習慣がない若い世代の人たちを中心に、気軽に読むことができる電子版の予約が広がっています。

（１）スマホで見やすいレイアウト

　電子版はスマートフォンで見やすいレイアウトにしました。トップページには、スクープなどハイライト記事を１０本ほど表示します。紙の日曜版の印刷日（通常は水曜日）に配信しますので、スクープもいち早く読めます。

（２）テキスト記事と紙面ビューア

　スマホで読みやすいテキスト記事と、紙面をそのまま見ることのできるビューアの２種類を用意。いずれも写真はカラーで見ることができます。文字や写真を拡大することができ、音声読み上げ機能にも対応しています。

（３）検索もかんたん楽々

　過去３カ月分の記事や紙面を閲覧できます。検索は「スクープ」「お役立ち」などの「カテゴリ」や発行日で絞り込むほか、キーワードや記事ごとにつけられた＃（ハッシュタグ）から検索することもできます。

（４）ＳＮＳで拡散しやすい

　購読者でなくても、記事の冒頭部分は無料で読め、ＳＮＳで拡散することができます。発信・拡散がしやすいようにＸ（旧Ｔｗｉｔｔｅｒ）、ＬＩＮＥなどＳＮＳボタンを設置しました。記事を読み進めたい場合は、購読申し込み手続きに案内します。

手続きは？　１０月は無料

　購読手続きは、購読をする人が自分のスマホやパソコンから行います。１０月２日の午前９時から、日曜版電子版の特設サイトと、「赤旗」ホームページに、申し込みの「入り口」を設けます。はじめに名前やメールアドレス、パスワードなどを記入して仮登録を行います。ＵＲＬがメールで送られてくるので、クリックして本登録をします。

　支払い方法を選択し、手続きを終了すれば、閲覧することができます。クレジットカード、口座振替、集金のいずれかを登録時に選択できます。１０月中に登録すれば、１０月分は無料で読むことができます。なお登録月は解約できず、翌月分の料金が発生します。料金は紙と同じ９９０円（税込み）です。

　日曜版ＬＩＮＥ公式に登録しておけば、購読手続き案内のメッセージのほか、日曜版の毎週の読みどころが届きます。メニューからは日曜版のＳＮＳや動画を簡単に見ることができます。

広く伝え予約次々

　全国で購読の予約が広がっています。

市民運動でつながっている人が「楽しみ」と

　群馬県の渋沢哲男党県委員長は、ＬＩＮＥでつながっている人たちに日曜版電子版のバナー広告を送付しました。日刊紙の読者で、市民運動でつながっている大学教員の人がさっそく日曜版ＬＩＮＥ公式に登録し、「大変よい方向の試みで、楽しみですね」と電子版を予約。渋沢県委員長は「若い人からも好評です。つながりのある幅広い人に、気軽にすすめる運動を全県に広げたい」と語ります。

中山間地に住む人も電子版ならと快諾

　鳥取市の国府・福部支部の支部長と岩永尚之党県委員長は、中山間地に住み、時々日曜版を購読して料金を前払いしてくれる元教員を訪ねました。参院選前に要求アンケートを持って訪問した際、「ネットの方が楽」とウェブで回答した人です。その時は購読に至らず、今回「電子版なら購読してもらえるのでは」と考え訪問したところ、「ここまで集金に来てもらうのが気の毒だった。これならいい」と快諾しました。

施設入所中の元読者が「電子版なら読める」

　日本共産党横浜中央地区委員会の事務所に、以前紙の日曜版を購読していた人が訪ねてきました。グループホームに入所したことで日曜版の購読を中止していた人ですが、「日曜版の電子版が出るんですね。電子版なら読めます」と購読を予約。支払い方法を説明すると、毎月事務所に届けてくれることになりました。明石行夫地区委員長は、「電子版ならではの特性を実感しました。条件があり紙の購読が難しい人も含めて広くよびかけたい」と語っています。