2025年9月19日(金)

外国人多く住む蕨で共産党「差別反対！」

埼玉

（写真）外国人差別や排外主義に「ＮＯ」とアピールする党蕨・戸田地区委員会の人たち。訴える鈴木智市議（右）と梅村早江子元衆院議員（その左）＝１８日、埼玉県蕨市

　日本共産党埼玉蕨（わらび）・戸田地区委員会は１８日、埼玉県蕨市で排外主義や差別・分断に反対する宣伝に取り組みました。

　梅村早江子元衆院議員や鈴木智・蕨市議らが参加し、「『外国人は優遇』『犯罪増』はフェイク！」と書かれた横断幕も掲げてアピール。夫が外国人だという女性も差別のない社会を訴えました。

　外国人が多く住む蕨市。梅村氏は「蕨にはさまざまの国の料理店があり、さまざまな国の人たちが住み、文化をつくってきた。そんな人たちがヘイトスピーチで追い詰められる地域であってはならない。みなさんと力を合わせ、多文化共生の地域をつくります」と訴えました。

　宣伝に足を止め、「外国人への差別はひどすぎる」と話した男性も。外国人も多く足を止めてビラを受け取り、パキスタン出身の男性は「私は学生で、アルバイトもしている。こういう宣伝はとてもいいと思う」と話し、宣伝参加者に手を振って声援を送りました。