2025年9月9日(火)
突風被害 支援は切実
静岡2市町 本村議員らが調査
![]() (写真)被害状況を聞き取る本村氏(左端)=8日、静岡県吉田町 |
日本共産党の本村伸子衆院議員は8日、静岡県牧之原市、吉田町で発生した突風被害の調査を行いました。大石いわお吉田町議、杉田源太郎焼津市議、藤野守元牧之原市議らも同行しました。
牧之原市細江地区での突風について、気象庁は竜巻と認められると発表しました。同市で社会福祉法人を運営する理事長の女性は、利用者の安否確認などを含む訪問支援や相談活動などをしていると語りました。利用者の受け入れができず、収入面での不安とともに「窓ガラスは割れ、車も6台使えなくなった。被害の修繕も心配です」と語りました。
本村議員は厚労省や県に確認を取り、訪問活動などをしている場合、報酬が認められる可能性があることを伝えました。
吉田町では、ビニールハウスでイチゴを育てる男性(46)を訪問しました。ビニールハウスは壊れ、イチゴは枯れるのを待つ状態だと語りました。「更地にして、ハウスの基礎を立て直さないといけない。資材も高騰している中、農業を続けていけるか」と語り、支援を要望しました。
調査終了後に本村氏は、「住宅被害の支援は不十分で、一部損壊では国の支援はない。国や県などと力を合わせ、きめ細かい支援ができるよう取り組みを強めたい」と語りました。









