2025年9月1日(月)
資本主義乗り越える展望を
松江 市田氏と語り合う集い
![]() (写真)つどいで質問に答える市田氏(正面壇上)=31日、松江市 |
日本共産党の市田忠義副委員長は31日、松江市で党島根県委員会、東部地区委員会共催の「選挙結果と政治変革の展望」を語るつどいに参加しました。選挙結果の見方や排外主義・極右的潮流の伸長、今後の闘いの展望などの質問に多角的に答え、解説しました。
市田氏は、国民世論と党の論戦で、与党が一部野党を取り込まないと政権運営不可能なところへ追い込んだが、補完勢力や排外主義政党も選挙戦で消費税減税などを訴えた手前、簡単に連立を組むわけにいかないと指摘。候補者を一本化した1人区17のうち12区での勝利など、選挙全体を大局的な流れで見ながら、党の果たした役割に確信を持とうと訴えました。
極右・排外主義の逆流は日本だけでなく欧米でも起きている新自由主義への不満や批判の表れであると強調しました。危険性の告発と同時に、暮らしの苦しさを打開し、資本主義そのものを乗り越える展望を示すことが大事だと述べ「デマや排外主義を打ち破る上でも党員や『しんぶん赤旗』読者を増やすことがカギ」と入党を呼びかけました。
雲南市から参加した男性(69)は、党押し出しについて「共産党ならではの政策や訴えを、印象に残る形で分かりやすく打ち出すよう総括で切り込んでほしい」と話しました。









