2025年8月26日(火)
コメ渇水深刻 対策を
岩渕議員らが農水省に要請
![]() (写真)オンラインをつなぎ農水省へ要望する参加者=22日、参院議員会館 |
日本共産党の岩渕友参院議員と京都府議員団は22日、参院議員会館で農林水産省から夏の猛暑によるコメの害虫、渇水被害への対応について説明を受けました。農民運動全国連合会(農民連)に呼びかけ、オンラインをつないで各地の農民連から農作物の被害状況を聞き取り、農水省に国として災害級の対策をするよう要請しました。
京都の参加者は「7月から8月にかけて雨が降らず、川もため池も干上がっている」と指摘。渇水対策として給水ポンプの貸し出しなどを市で行っているが、個人では借りられず、法人や3人以上の申請でないと借りられないと訴え「個人でポンプの購入や水をくみ上げる費用がかかり大変だ」と強調しました。
府内でも高温障害として認める自治体と、そうでないところがあるとして「国として認識しているのか」とただしました。農水省の担当者は「ニーズ把握が足りなかった。給水車の配備など対応していく」と応じました。
神奈川の参加者は「すべての野菜が枯れかけており水を確保するのに頭を悩ませている」と話しました。
京都府議団から「激甚災害のような特別な支援が農業においても必要ではないか」という訴えに、岩渕氏も「これからも続く切実な問題だということを国として認識してもらいたい」と述べました。
紙智子前参院議員も参加し「給水ポンプも、水を引いてくる場所も足りない。京都は深刻な状況だ」と強調しました。









