2025年8月21日(木)
きょうの潮流
日傘にハンディー扇風機、アイスベストやファン付きの作業着も…。店には猛暑対策の商品がずらりと並び、すっかり定着。売り上げも好調だといいます▼いつまで続く、この暑さ。気象庁の3カ月予報によると、9月も10月も平年より気温が高いとか。「暦のうえでは秋でも高温が予想されているので、熱中症対策を続けてほしい」と呼びかけています▼今年の災害級の暑さは、人間活動による地球温暖化の影響がなければ、ほぼ起こりえなかった―。そんな分析結果を気象学者らでつくる「極端気象アトリビューションセンター」がまとめました▼温暖化が進んだ現在の地球と、温暖化していない仮定の地球を比較した「イベント・アトリビューション」という手法で温暖化の影響を数値化。それによると、7月下旬の記録的高温の発生確率は現在の気象条件で3・2%だったのに対し、温暖化が進んでいない状況ではほぼ0%でした▼分析に携わった東大大気海洋研究所の今田由紀子准教授は「非常にショッキングな数字」だとテレビで語っていました。昔の世界では起こりえない現象を、いまわれわれは経験している。問題意識や認識を高めていってほしいと▼日本の平均気温は世界より速い速度で上がっています。ところが自公政権は温暖化対策には後ろ向き、化石燃料や原発にしがみついたままです。このままだと私たちの生活や世界はどうなるのか。現実と、もう一つの地球に映る未来。しかし一方は仮想の姿、パラレルワールドです。








