2025年8月13日(水)
九州大雨 共産党が現地調査
土砂 タイヤ埋まるほど
熊本・甲佐町
![]() (写真)タイヤが埋まった車など土砂崩れ現場を調査する佐野町議=12日、熊本県甲佐町 |
線状降水帯が発生するなど10日からの記録的な大雨で「大雨特別警報」が発表されていた熊本県では11日、各地で土砂崩れや河川の氾濫など被害が相次ぎました。
甲佐町で同日未明、家族と自動車で避難しようとしていた50代の男性が土砂崩れに巻き込まれるなどの被害が発生しました。同町で土砂崩れのあった地域は翌12日、水が引いても車のタイヤが半分埋まるほどの土砂が残っていました。町の中心部を流れる用水路の氾濫で床下に流入した泥が1日たって粘土のように固まり、かき出すのに苦労するという住民もいました。
日本共産党の佐野安春、井芹しま子両町議は11、12の両日、被災現場を回り、被害の調査や被災者の要望などの聞き取りを行いました。浸水被害を受け後片付けに追われていた女性(54)は「畳やたんす、ストーブ、家電製品などが水につかって廃棄するしかありませんが、災害ゴミとしての対応(収集)を急いでほしい」と話していました。
熊本市内の被災地では、上野美恵子、井芹栄次両市議が11日、被災者に「困りごとがあればご連絡ください」と伝え懇談しました。
党熊本県委員会では、東奈津子副委員長を本部長とする対策本部を設置しました。









