2025年8月11日(月)
生活・政治のモヤモヤ語る
三重 山添氏らがフラットーク
![]() (写真)対談する吉田(右)、山添の両氏=10日、津市 |
日本共産党三重県委員会は10日、暮らしや政治について感じているモヤモヤを語り合う企画「フラットーク」を津市で開きました。山添拓参院議員・党政策委員長が参加し、吉田紋華県議や若い世代の参加者らとトーク。消費税や最低賃金、高学費や年金の問題など自由に交流しました。
企画では、山添氏と吉田氏のミニ対談も行われました。参院選の結果も振り返りながら、吉田氏から「日本共産党として、社会を変えられる展望をどう伝えていけばよいか」と問われた山添氏は、国民の命と暮らしが深刻な状況になる下で、その原因を「高齢者」や「外国人」などとする、事実に基づかない言説でありもしない対立と分断が政治の世界であおられていると指摘します。
その下で自民党政治の二つのゆがみである大企業優遇、アメリカ言いなりという本当の原因が覆い隠されてしまっていると語り、「このゆがみを正し、自民党政治を終わらせることができれば、賃金も上げられるし消費税も下げられると伝えたい。税金の使い方を変えることは、政治の発想を変えるということを伝えたい」と述べました。
グループトークでは「外国人差別の問題について学ぶ機会がもっと欲しい」などの意見が出されました。
京都在住で、お盆に地元の三重に帰省していたので参加したと言う青年(27)は「『政治について一見関心が無いように見える人でも、政治のおかしさや生活の苦しさは感じている』という話を、うなずきながら聞きました。私も勇気を持って家族や友人と政治の話をしたい」と語りました。









