しんぶん赤旗

お問い合わせ

日本共産党

赤旗電子版の購読はこちら 赤旗電子版の購読はこちら
このエントリーをはてなブックマークに追加

2025年8月7日(木)

くらし守り 新基地ノー

沖縄・名護市長選 翁長氏が出馬表明

写真

(写真)立候補表明で会見する翁長久美子氏(中央)=5日夕、沖縄県名護市

 来年1月18日告示(25日投票)で実施される沖縄県名護市長選に向け、市議会野党勢力が推す市議の翁長久美子氏(69)は5日、同市内で会見し、立候補を表明しました。

 翁長氏は、物価高騰から市民生活を支える対策や子育て支援、福祉の充実を最優先課題として取り組むと強調。自公政権が強行する名護市辺野古の米軍新基地建設について、「子どもたちに負の遺産という基地を背負わすわけにはいかない」と述べ、反対する立場を明らかにしました。

 基地受け入れの見返りに国が支給する「再編交付金」に依存した渡具知武豊・現市政を批判。学校給食費や保育料の負担軽減へ国の補助が拡充されているとして、「(給食費、保育料など)三つの無償化は再編交付金に頼らなくても一般財源で必ず予算化し、継続できる」と語りました。

 また、玉城デニー知事を支える「オール沖縄」勢力をはじめ、自身を支援したいと考える全ての政党・団体から推薦を受ける立場を明らかにしました。

 会見には、後援会長を務める稲嶺進元名護市長、野党市議団のほか、県内の女性議員で構成し翁長氏も所属する地域政党「沖縄うない」の代表らが出席。日本共産党からは吉居俊平市議が同席しました。

 翁長氏の略歴 1956年名護市生まれ。武庫川女子短期大学卒業。2010年市議初当選。現在4期目。


pageup