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2025年8月2日(土)

パレスチナ国家承認相次ぐ

ドイツ・ポルトガルも検討

 イスラエルの攻撃でパレスチナ・ガザでの死者が6万人を超え、飢餓が深刻化する中、7月31日には、ポルトガルとドイツが新たにパレスチナ国家承認に向けた検討・協議を開始すると表明しました。国家承認への動きは主要7カ国(G7)のフランス、英国、カナダに続くものです。

 ポルトガルのモンテネグロ首相は、パレスチナの国家承認について検討するため、大統領や主要政党と協議すると発表。9月に行われる国連総会までに結論を出すとしています。

 ドイツのワデフル外相は情報収集のためイスラエルへ向かう出発前、「持続可能な解決は、交渉を通じてパレスチナがイスラエルと平和に共存する『2国家解決』でのみ達成できる」と強調。「パレスチナ国家承認は『2国家解決』交渉の最終段階だが、そのプロセスは開始しなければならない」と述べました。

日本もただちに踏み出せ

志位議長表明

 日本共産党の志位和夫議長は7日31日、X(旧ツイッター)で、パレスチナ国家承認について次のように表明しました。

 イスラエルによる無法を止めるうえでも、パレスチナ国家承認は急務だ。G7(主要7カ国)のなかでも、フランスが踏み出し、イギリスも表明し、カナダも表明した。

 日本政府は何をぐずぐずしているのか。日本もパレスチナ国家承認にただちに踏み出すことを、強く求める。


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