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2025年7月22日(火)

参院選 各地で結果報告

差別許さない運動を

埼玉 伊藤氏

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(写真)街頭宣伝で選挙結果を報告する伊藤岳氏(中央)と矢野由紀子氏(右)=21日、さいたま市

 15人が立候補した参院埼玉選挙区(改選数4)で22万7488票(得票率6・7%)を得て6位で健闘した日本共産党の伊藤岳氏は21日、さいたま市のJR浦和駅前で選挙結果を報告する街頭宣伝を行いました。比例候補として党の支持拡大で奮闘した矢野由紀子氏も参加しました。

 再選を目指した伊藤氏は、物価高騰と生活苦の中で消費税率の引き下げを願う声に触れて「市民の悲痛な叫びが自民党と公明党を追い込む力になった」と強調しました。

 伊藤氏は「国会で与党の補完勢力や排外主義を掲げる勢力が“助け舟”を出す状況になれば、自民党政治が引き継がれ、悪い方向になる。しっかりと監視していこう」と呼びかけ、差別を許さない運動を続ける決意を示しました。

 「多くの人に激励の声をかけられた選挙だった」と振り返った矢野氏は、昨年の衆院選に続く大きな流れで与党が少数になったとして「ここから政治を変える。その先頭に立って頑張りたい」と述べました。

 厳しい暑さの中で約20人の支持者が集まり、伊藤氏らとねぎらいの言葉を交わしました。


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