2025年7月21日(月)
平和の1議席守った
沖縄 高良氏「戦争させない」
![]() (写真)当確の報を受け、受け止めについて述べる高良沙哉氏=20日午後9時半すぎ、那覇市 |
参院沖縄選挙区(改選数1)では、沖縄大学教授で無所属新人の高良沙哉(たから・さちか)氏(46)=日本共産党、立憲民主党、社民党、沖縄社会大衆党推薦=が、自民党公認の奥間亮氏(38)=新、公明推薦=らを破り、初当選しました。
ジェンダー・憲法学の研究者である高良氏は、名護市辺野古の米軍新基地建設に反対する「オール沖縄」勢力からの出馬要請を受け、同選挙区に立候補しました。今回の改選に立候補しないと表明した現職の高良鉄美議員の後継として、沖縄の「平和の1議席」の継承を掲げ、奥間氏のほか参政党公認の和田知久氏(65)=新=ら4人との争いになりました。
選挙戦で高良沙哉氏は、「『生きる』を政治の真ん中に」をキャッチフレーズに、▽日々のくらしを安心して生きる▽多様性を認め、差別のない社会に生きる▽基地被害のない沖縄で平和に生きる―を示し、実現をめざすと強調。物価高騰から生活を支えるための消費税減税や選択的夫婦別姓の実現を掲げた上で、辺野古新基地建設ノー、沖縄を再び戦場にすることを想定した軍備増強は止めていくと訴えました。









