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2025年7月20日(日)

京都・自民「日本危ない」と反共広告

危うくするのは自民党

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(写真)自民党の反共広告=19日、京都新聞

 改選2議席を争う大接戦の参院京都選挙区で19日、自民党は「自民か共産か 選択の時 このままでは日本が危ない 京都の保守の火を守ってください」との5段の反共意見広告を地元紙に掲載しました。「自民と補完勢力に議席の独占許すな。倉林氏当選で自公を少数に」と日本共産党の倉林明子候補に支持が広がり「自民党の支持率はどんどん落ち西田氏(候補)への支持は半分」(伊吹文明元府連会長、18日決起大会)、「共産党と2議席目を争っていて負けている」(公明・竹内譲衆院議員)として追い詰められて出してきたものです。

 しかし、物価高騰に無為無策で、米国いいなりに大軍拡を続けるなど、日本を危うくしているのは自民党自身です。「京都の保守の火」といえば、侵略戦争を反省し、現憲法下で平和に努力してきた野中広務元幹事長はじめ良識的保守層でした。その火を真っ向から消し去ろうというのが「ひめゆり暴言」で批判を浴びた西田昌司候補です。

 だからこそ少なくない自民党地方議員から「西田さんは落ちてもらい府連を再建しないといけない。うちの後援会に倉林さんに入れるよう呼びかけている」との声が寄せられています。

 京都を壊す北陸新幹線延伸について広告は「府民の合意なしに進められることは絶対にありません」と言い訳していますが、府民を無視して進めてきたのは西田氏自身であり、だれが信用するでしょうか。

 倉林氏には、府民の声を届け、政治を動かしてきた「宝の議席」として無党派・保守層・他党派からも「今回ばかりは倉林さん」との支持が急速に広がっています。市民の共同候補、倉林氏の勝利こそ、日本と京都を危機から救い未来をひらく最も確かな力です。京都府委員会は府民の期待に応えて全党・後援会の決起で反共攻撃を打ち破り、必勝をと呼びかけています。


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