2025年7月20日(日)
きょうの潮流
俳優の清原果耶(かや)さんが、参院選の投票を呼びかけています。東京都選挙管理委員会のイメージキャラクターを務め、とくに若い世代にむけて「選挙との距離がある人もいると思うが、小さな一歩が未来につながる」と▼3連休さなかの投票日に、投票率の低下が懸念されています。国政選挙が3連休中日の日曜日に行われるのは、戦後初めてだとか。SNSでは投票率を下げるための策略では、との声もあがっています▼参院選の投票率は1992年以降、11回連続で6割を下回っています。3年前の前回も52%でした。NHKの世論調査では選挙に行くと答えた人が前回より増えていますが、棄権を防ぐとりくみは投票箱のふたが閉まるまで▼自分がこの社会に住んでいる中で、これっておかしくない? これって不公平だよね、だれかこれを変えてほしい、変えてくれよって思うときがあるけど、あれっ、なんで人任せにしているんだろうなと思うときもあるんですよ▼今年3月に開催された「民主主義ユースフェスティバル2025」の参加者の声です。投票を呼びかける団体が集め、ユーチューブで動画を公開しています。社会も、政治も、わたしたちの「声」なしには形作れないものだとして▼外国人への敵視や女性差別を許さず、くらしや医療・福祉を守りぬき、平和を脅かす動きとたたかう。選挙戦でも明らかになった、日本共産党の値打ち。清原さんは「選挙は一人ひとりがキーパーソン」と訴えます。あなたの願いを1票に込めて。








