2025年7月19日(土)
消費税の減税 現実的な道を
都内で山添氏
 （写真）街頭演説で訴える（右から）山添氏と里吉ゆみ都議ら＝１８日、東京都世田谷区 |
日本共産党の山添拓政策委員長は１８日、都議らとともに都内各地を回り街頭演説をし、「自民党政治と正面からたたかってきた共産党に願いを託し、伸ばしてください」と訴えるとともに、吉良よし子東京選挙区候補の支持を呼びかけました。
山添氏は「今多くの党が消費税減税を訴えているが、どうやって実現できるかを述べているところはない」と強調しました。
「石破首相も大企業がもっと税金を払えるということを党首討論で認めている」と説明し、他党が財源論として掲げる国債発行についての問題点も指摘。「どんどん発行すればどうなるかをうかがわせる事態が進行している。長期国債が売られ、住宅ローンなどの金利が上がる。国債を買ってくれる人がいなくなれば、減税するという道は断たれてしまう。減税を本気でやろうと思ったら、共産党が訴えてきたように、大企業や富裕層に応分の負担をしてもらう。この道が最も現実的だということが浮き彫りになってきた」と強調しました。
世田谷区内のある私鉄駅前では平日の昼にもかかわらず、人垣が徐々に大きくなりました。たまたま通りかかったと言う女性は、「選挙公報などを見ても、共産党の減税の仕方が、一番納得がいく」と語りました。
