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2025年7月19日(土)

値打ち語り「今度は共産党」

参院選 大激戦の中あす投票

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(写真)大学生と対話する後援会のメンバー=17日、早稲田駅前

 日本の命運がかかった参院選は20日の投票日を前に各党が1票をあらそう大激戦・大接戦を展開しています。日本共産党は、党支部・後援会員、サポーターたちがSNS拡散、大量宣伝、支持拡大の担い手広げや対話に懸命に取り組んでいます。その中で、共産党が財源論を示して消費税減税を提案していることや、医療崩壊をくいとめる政策など、共産党ならではの値打ちを語ると「知らなかった。比例代表は共産党に入れます」と共感・支持する人が広がっています。

消費税5%「助かる」

 「消費税を5%にして廃止をめざす共産党の政策はいいと思う」。18日、さいたま市で矢野ゆき子比例候補が宣伝していると、70歳の女性が共産党への期待を語りました。矢野氏は、大企業や富裕層に応分の負担を求めれば消費税減税の財源を生み出せることを訴えていました。その女性は節約のため夜に値段が下がるのを待って食料品を購入しているとのこと。

 東京都世田谷区の三軒茶屋駅前。信号待ちの若者5人組が共産党の宣伝に注目していました。党太子堂支部の支部員が「消費税を5%に」と大きく書かれた共産党のビラを手渡すと、「それは助かる。食料品だけでなく、大きいものも小さいものも5%になると一番助かる」「ネットで調べたら共産党が一番ぶれない」「入学金ゼロは助かる。僕はもう借金している」などと対話に。1人は期日前投票をすませていましたが、残りの4人は「ちゃんと投票します」と話しました。

終末期医療負担増に

 岡山県の須増伸子県議は17日、倉敷市玉島地域で後援会員など40人に党支持をお願いする「担い手」を広げました。

 訪問先に来ていた親戚の20代の訪問看護師と、終末期医療を保険適用から外すなど命の尊厳を無視する参政党の政策について話が盛り上がり、「私たちも看護に行けなくなるし、とんでもない。選挙、絶対行かないといけないですね」と友達に伝えてくれることになりました。須増県議は「ちょっと話せばどんな話だって共産党の政策がかみ合い、盛り上がるのに口が足りない。最後まで担い手を増やして絶対に比例5議席を獲得して白川よう子比例候補を国会へ」と奮闘しています。

学生「初めて知った」

 東京都新宿区の早稲田駅前。青年後援会が17日夜、シールアンケートやビラ配りをしていると、「共産党に入れようかな」と話す大学2年と対話になりました。この学生は、生活など「現状への不満を代弁するときに、排外主義を言うのは違う」と意見。共産党は他党に比べ、外国人差別に正面から反対し、ジェンダー平等の実現を明確に訴える「素直さがいい」と話しました。

 軍事費の増加を「なんとなく知っている」と話す大学3年の女性に、後援会のメンバーが大企業や富裕層に課税する共産党の政策と、所得が1億円を超えると所得税が下がる仕組みを説明し「おかしくない?」と問いかけると「初めて知った。確かに」と反応。その女性は、自民党は裏金問題など「不祥事を起こしている」から投票しないと述べました。


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