2025年7月18日(金)

戦争反対の思い継ぐ

愛知・三重　井上比例候補に共感

（写真）街頭から訴える井上候補＝１７日、名古屋市

　日本共産党の井上さとし参院比例候補は１７日、愛知、三重両県で街頭宣伝を行いました。雨のなかマイクを握った井上氏は、共産党が躍進すれば、国民の声がまっすぐ届く政治へと必ず変わると訴え。「みなさんの願いを込めた一票を『比例は日本共産党』に託してほしい」と訴えました。

　名古屋市での宣伝で井上氏は、参院選で外国人優遇などと差別をあおる政治家が相次いでいることに触れ、「日本人も外国人も誰もが人権を守られ、安心して暮らせる社会の実現を共産党は目指しています。排外主義を許さない願いを共産党に寄せてほしい」と呼びかけました。

　さらに、ＯＴＣ類似医薬品の保険給付外しは高齢者から子育て世代まで影響が出ると指摘しました。「いのちを脅かす政策をやめて、社会保障は拡充しよう。医療をけずる自民、公明、維新、国民民主の４党連合から医療と介護を守ろう」と訴えました。

　訴えを聞いていた８２歳の女性は「危ない主張をする政党に若者の支持が集まっていて怖い。戦争反対の思いを親戚や孫たちに伝えたい」と語りました。