2025年7月17日(木)
虚偽投稿は公選法違反
党神奈川県委 参政候補を告訴
日本共産党神奈川県委員会は15日、参院選神奈川選挙区で参政党から立候補している、元警視庁警察官の初鹿野裕樹(はじかの・ひろき)氏を、SNSで共産党に関する虚偽の情報を投稿したことは公職選挙法違反(第235条、虚偽事項の公表)並びに名誉毀損(きそん)(刑法第230条)だとして、神奈川県警に告訴しました。受理など取り扱いについては県警が検討中です。16日、藤原正明県委員長らが会見し明らかにしました。
初鹿野氏は7日にXで、「沢山の仲間が共産党員により殺害され、殺害方法も残虐であり、今だに(原文のまま)恐怖心が拭えません」と投稿。共産党県委員会は8日、初鹿野氏の選挙事務所に同氏宛ての抗議文を届け、「投稿は事実に基づかないもの」だとして撤回・謝罪とその公表を求めていました。15日までに同氏から回答がなかったため、告訴に至りました。
藤原氏は会見で、「初鹿野氏の虚偽の投稿によって共産党の名誉が著しくおとしめられる事態になっている。投稿は15日までに110万件表示されており、これを放置することは選挙の公正を侵害し、民主主義を蹂躙(じゅうりん)することになる」と訴えました。








