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2025年7月16日(水)

「差別に断固反対」うれしかった

「正しい政党のあり方」見た

オーストラリアに住む30代の女性からの手記

 参院選も終盤。「本当に信頼できる党はどこなのか」を見きわめようという理性的な流れが、起こり始めています。オーストラリアに住む30代の女性が、参院選の在外投票をきっかけに、かつて居住していた横浜市にある日本共産党横浜北東地区に手記を寄せました。「日本共産党を支持する理由」とした手記の一部を紹介します。


 今回の参院選挙にあたり、強い危機感を抱いた。その危機感は単なる感情にとどまらず、実質的な行動=在外選挙人登録を行い、選挙に参加するという一歩へとつながった。

 アメリカの排外政策や「No Kings Day」という100万人を超える市民デモを目の当たりにしたことをきっかけに政治への関心を持った。オーストラリアで移民として生きているからこそ、差別とは人の存在価値を不条理な理由で否定するものであり、私は「差別に断固反対する政党」を求めていた。

 まず、共産党が差別や分断に断固として立ち向かうと言ってくれたことが本当にうれしかった。今の生活苦は外国人のせいじゃないと言ってくれたこともうれしかった。共産党の政策を読み、特定の民族やグループを敵視するのではなく、構造的な問題を指摘し、何を変えるべきなのかを考えている政治への姿勢は、まさに自分が思う「正しい政党」のあり方だと思った。100個という政策をすべて読むことは、自分にも到底できない。それでも、さまざまな社会問題に関心を持ち、当事者の声を聞き、どんな小さな声も切り捨てない、その姿勢こそが、今の冷え切った日本社会には一番必要なものだと感じている。

 そして今、自分にできる小さな支援として「しんぶん赤旗」の購読を始めた。あわせて、毎月のカンパも始めた。微々たる金額かもしれないが、自分の意志を言葉だけでなく、行動でも示したかった。理想を掲げる政党が、実際に活動を続けられるよう、自分もその一員として支えたいと思った。

 これらすべてにおいて、日本共産党の政策は自分の価値観にぴったりと合っていた。他のどの政党よりも明確に、理念として差別を否定し、生活に寄り添い、個人の尊厳を守ろうとしていると感じている。


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