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2025年7月11日(金)

参院選「世直しの好機に」

栃木で市田・福田氏

 日本共産党の市田忠義副委員長は8日、福田みちお参院栃木選挙区候補とともに宇都宮市で街頭演説し、参院選比例で5議席確保、共産党の前進へ支持を訴えました。

 市田氏は衆院で与党が過半数割れしたことで高額療養費の上限引き上げ凍結や、企業・団体献金禁止の議論が進んだとし「参院でも自公を少数へ。自民党政治から国民本位の政治に切り替えよう。自公政治に正面から立ち向かい抜本的対案を示す共産党へ支持を」と訴えました。「肝心なときに自公に助け舟を出す野党では政治は変わらない」と強調。「病院の6割が赤字で、介護施設も昨年だけで700以上が閉鎖しているなか、自公維はさらに医療費4兆円を削減しようとしている。国民民主も同調している」と批判し「社会保障とは、すべての人が人間らしく生きられるための制度。分断されずに団結して自民党政治に立ち向かおう。国民敵視にむかう排外主義も許してはならない」と呼びかけました。

 外交について、ASEANをモデルに対話と協調で平和を構築することを提案。すぐに軍拡に頼るのは思考停止だと述べました。

 福田氏は大企業への年11兆円もの減税を正し「消費税は5%へ減税、廃止へ。インボイスも廃止する」と主張。物価高にみあう賃上げと年金引き上げ、農業への積極支援を掲げ、「大企業・米国ばかりを優先する政治では国民の未来は切り開けない。比例も選挙区も共産党を伸ばしてほしい」と訴えました。

 演説を聞いた女性は「勇気をもらった。参院選を世直しのチャンスにしたい」と話しました。


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