2025年7月11日(金)
伊藤岳候補に「一票託したい」
埼玉・所沢で小集会
 （写真）小集会で参加者の質問に答える伊藤岳候補（正面）＝９日、埼玉県所沢市 |
埼玉県所沢市の日本共産党支部と後援会は９日、参院選・埼玉選挙区（改選数４）で懸命に追い上げる伊藤岳候補を迎え、５カ所で小集会を開きました。
伊藤氏が同市美原町の会場に到着すると、約２０人の参加者が「こんな政治はもうイヤだ！」と書かれたうちわを持って激励しました。
「法人税率を上げて賃上げと中小企業の支援に回してほしい」と要望したＡさん（７８）は「大企業の内部留保に課税することはできますか？」と質問。伊藤氏は「できます」と即答し、大企業が累計５３９兆円をため込んでいることに触れて「共産党は大企業の資金を搾り取ろうとしているのではありません。体力のある大企業には、普通に税金を納めてもらいたい」と話しました。
Ｂさん（７２）は、年金から差し引かれる国民健康保険料が８月分から１万円（毎月５０００円）も値上げされるとして「ぜひ負担軽減に取り組んでほしい」と期待を寄せました。
“消費税率を５％に引き下げる”など、伊藤氏の話を聞いて「一票を託したいと思った」というＣさん（８７）は、スーパーで値引きの商品を選んでいるとして「ワゴンセールのパンがすぐに売り切れてしまう。多くの人が物価高騰と消費税の負担に困っているはずだ」と生活苦の実感を語りました。
