しんぶん赤旗

お問い合わせ

日本共産党

赤旗電子版の購読はこちら 赤旗電子版の購読はこちら
このエントリーをはてなブックマークに追加

2025年7月10日(木)

島の平和・文化・産業守る

沖縄・石垣 タカラ候補必勝へ決起大会

写真

(写真)必勝に向け「頑張ろう」を三唱する、タカラさちか候補(前列中央)ら=8日、沖縄県石垣市

 参院選(20日投票)の沖縄選挙区(改選数1)での勝利へ奮闘する「オール沖縄」代表のタカラさちか候補を押し上げようと8日、沖縄県石垣市内で決起大会が開かれました。タカラ候補を応援する玉城デニー県政与党の県議や市議会の野党議員らも集結し、街頭は熱気であふれました。

 石垣島では、南西地域の軍事力強化をはかる自公政権が住民の強い反対を無視して2023年にミサイル基地(陸上自衛隊石垣駐屯地)開設を強行しました。

 タカラ候補は、大学の研究者としてこれらの問題を調査してきた経験を紹介。「有事」の際に同島など先島諸島の住民を、住民が島で築いてきた生活、財産、畑、家畜のすべてを置いて避難させる政府の計画は「理不尽で無謀だ」と批判し、「この地域を決して戦場にしない」と訴えました。

 物価高に対し、消費税減税や、離島への輸送コスト削減につながるガソリン暫定税率廃止で生活負担を減らし、農業など第1次産業を盛り上げて「島の文化・産業をしっかり守り抜く」と力を込めました。

 参加者の女性(70)は、島では「陸自駐屯地をどんどん広げ、米軍が来て共同演習をしている」と憤り、「島を戦場にしない」とのタカラ候補の訴えに共感。必勝に期待を込めました。


pageup