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2025年7月9日(水)

島を戦場にしない

沖縄・与那国町 タカラ候補訴え

写真

(写真)住民と対話する、タカラさちか候補=8日、沖縄県与那国町

 参院選(20日投票)の沖縄選挙区(改選数1)で「オール沖縄」代表として勝利をめざすタカラさちか候補は8日、沖縄県与那国町を駆け巡り、支持・支援を呼びかけました。「島を戦場にしない」「生活者の声を受け止め実現する」と力を込めて訴えました。

 与那国島は台湾や中国に最も近く、政府は「台湾有事」を念頭に同島の要塞(ようさい)化を加速。地対空ミサイル部隊の配備を狙い、「有事」に備えた全島民避難も計画しています。

 タカラ候補は、「戦時の避難ではなく、島を戦場にしないことが最も大事だ」と指摘。軍備拡大ではなく暮らしに税金を回す政治へ、「誰の命も財産も畑も家畜もすべて戦争によって奪われない、平和外交に基づく平和構築を実現していく」と訴えました。

 離島では物価高に加え、生活物資などの輸送コストの問題が「生活を直撃している」と述べ、コスト負担減につながるガソリン暫定税率廃止や、消費税減税を「一緒に声を上げて実現しよう」と呼びかけました。同島で唯一の町立診療所の医師が不在になる恐れがある問題に対し、玉城デニー県政と連携して医師を確保していくと訴えました。タカラ候補は同日、石垣市各地でも必勝を訴えました。


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