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2025年7月7日(月)

那覇市議選13日告示 くらし守る共産党

6人全員勝利へ奮闘

医療・子育て 声集め市政動かす

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(写真)フルゲン茂治予定候補(72)現

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(写真)ワク川朝渉予定候補(64)現

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(写真)我如古イチロー予定候補(67)現

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(写真)マエダちひろ予定候補(53)現

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(写真)西中間ヒサエ予定候補(51)現

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(写真)上原やすお予定候補(65)現

 参院選と同日投票になる那覇市議選(定数40)が13日告示(20日投票)されます。日本共産党は、フルゲン茂治、ワク川朝渉、我如古イチロー、マエダちひろ、西中間ヒサエ、上原やすおの6氏=いずれも現=の全員勝利で、参院沖縄選挙区(改選数1)のタカラさちか氏(「オール沖縄」候補)の勝利をともにつかもうと全力で奮闘しています。

 自民党は今回、公認・推薦12人に加え、自民系無所属候補(9人)も自民公認の参院選挙区候補とセット戦術を展開。市議選の大量立候補で票を積み増し、オール沖縄の「拠点」の那覇市で参院選挙区も優位に立とうと狙っています。公明7(前回7)、維新2(同0)、れいわ3(同0)など、ほぼ前回並みの64人が争う見通しです。

 市議選で最も大きく問われているのは、異常な物価高騰の中で市民のくらしを守る市政の役割を果たすかどうかです。

 共産党支部・後援会の対話では「粉ミルクを薄めて飲ませている」「オムツを替える回数を減らしている」との悲痛な声が相次いでいます。党市議団の市民アンケートにも「助けてください」と4回記された回答がありました。

 子ども4人を育てる女性(48)は、「食料品が高くなって痛いなと思うようになった」と話します。夫が会社の経営者で比較的恵まれているといいますが、子ども医療費の窓口無料(共産党が市民とともに長年運動し、玉城デニー県政で中学卒業まで実現)には「子どもが部活で骨折するなど、医療費がかかるのでとても助かっています」と語ります。「貧困世帯はいま本当に大変だと思う。医療費と同じように行政が何とか支援してほしい」

 しかし自民・公明が支える知念覚市政は今年度の当初、学校給食費の負担軽減以外に、くらしを支える対策を予算に盛り込んでいませんでした。

 日本共産党市議団は4月1日、市民のくらしと営業を守る物価高騰対策を市に要請。全世帯へのお米券配布や困窮世帯への水道料減免、光熱費補助などを実施するよう求めました。

 お米券配布には期待の声が多く寄せられ、知念市長は6月、一部高齢者へのお米券配布などを行うための補正予算約2億4千万円を決定。ところが、その対象は高齢者全体の2割と不十分な対策でした。

 党市議団は、市のため込み金約120億円の一部を活用することで、「全世帯に行き届く対策を」と訴え。市民の声を集め市政を動かす共産党の値打ちがますます光り、各政党がしのぎを削る大激戦でも対話をすれば期待が大きく広がる情勢になっています。


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