2025年7月5日(土)

２０２５参院選　比例５議席へ　消費税減税に高校生共感

福井・石川　井上比例候補が訴え

（写真）訴える（右から）井上比例候補、山田福井選挙区候補＝４日、福井県敦賀市

　日本共産党の井上さとし参院比例候補は４日、福井県と石川県に入りました。各地でマイクを握り、「参院でも自公を少数に追い込もう。『比例は日本共産党』の大波で政治を変え、消費税減税を実現しよう」と訴えました。

　福井県敦賀市での街宣では、山田かずお参院選挙区候補と訴えました。井上氏は、自民党の森山裕幹事長が「消費税を守り抜く」とした発言を厳しく批判。「国民の暮らしこそ守り抜こう」と、消費税５％への減税を訴えました。自民、公明、維新、国民民主４党が推すＯＴＣ類似薬の保険外しとなれば、子ども医療費助成の対象からも外れてしまう問題も告発し、「子どもにも直撃する問題です。政治の役割は命を守ることではないのか」と訴えました。

　演説に手を振った小浜市の男子高校生は消費税減税に、「めちゃくちゃい良い。困っている人を助けてほしい」と話し、敦賀市の女性（３４）は、ＯＴＣ類似薬の保険外しに反対する日本共産党の立場に「うちにもアレルギーの子がいる」と共感を示しました。

　金沢市で井上氏は、城北病院近くや大型ショッピング店近くなどで村田しげる参院石川選挙区候補とともに訴えました。村田氏は、参議院選挙でも自公政権を少数に追い込むことが重要だとスピーチ。その上で、「外国人への憎しみをあおり、分断と対立を生む危険な政治勢力も許してはいけません」と訴えました。