大企業に応分の負担を

徳島３市　白川予定候補が訴え

（写真）訴える白川氏＝２８日、徳島県吉野川市

　日本共産党の白川よう子参院比例予定候補は２８日、徳島県の全３地区委が阿南、徳島、吉野川の各市で開いた党と後援会の決起集会に駆けつけ、「参院選で自公を少数に追い込み、新しい政治をつくる一番の力は共産党の躍進です。徳島出身の私を今度こそ国会に送ってください」と訴えました。

　どの会場も満席で、参加者は「命の声を届ける希望の星。力をあわせて国会に押し上げよう」と活動などを交流しました。党外から応援演説した吉野川市の槙納謙司さん（８１）は「国民のために国会を変えるには共産党が強くならなければならない」と語りました。

　白川氏は消費税５％減税の党の政策について「誰でも減税になる、今すぐ減税になる、毎日減税になる、そして、いつまでも減税になる。誰でも・今すぐ・毎日・いつまでも減税」と紹介し、財源は大企業と富裕層に応分の負担を求めると説明。導入されて３６年になる消費税に一貫して反対し、減税を求め続けてきた唯一の党だとし、「消費税をなくす筋金入りの共産党の躍進で、国民の７割の声である消費税減税を実現しよう」と呼びかけました。

　参院徳島・高知選挙区（改選数１）に挑む広田一参院議員（無所属）のメッセージが紹介されました。徳島会場では広田氏の選対本部長、長池文武県議（無所属）があいさつしました。