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2025年6月26日(木)

消費税減税 財源ある

参院選へ京都討論会 倉林氏が主張

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(写真)討論会で訴える倉林予定候補=24日、京都市下京区

 参院選京都選挙区(改選数2)の立候補予定者による公開討論会(青年会議所京都ブロック協議会主催)が24日夜、京都市内で行われ、3期目をめざす日本共産党の倉林明子参院議員ら9氏が参加しました。

 税制のテーマで倉林氏は、消費税が増税される一方で大企業の法人税率は下がり、年間11兆円も負担が減っていることを告発し「取り戻すべきは公正な税制だ」ときっぱり。大企業・富裕層への適正な税負担を掲げ、「消費税を5%に下げる恒久的な財源の確保は可能だ」と訴えました。

 他候補は、消費税廃止や時限的な減税などを訴えましたが、まともに財源を示さなかったり、国債に頼る財源論を主張しました。

 自由選択のテーマで倉林氏は「日米同盟」を選び、トランプ政権によるイラン核施設攻撃や、軍事費GDP比3・5%引き上げの要求、弾薬庫の増設などを批判。「京都でも進む戦争準備にノーの声を上げる」と力を込めました。

 維新の新人候補は、日米同盟を「いっそう強化するべきだ」とし、「どこまでできて、どこまでできないのか集団的自衛権の範囲を明記するための憲法改正が必要だ」と主張しました。


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